へぎ板と和菓子 へぎ板とは聞き慣れない言葉ですが、漢字で書くと「片木板」となります。「片木板(へぎ板)」の由来は、檜や杉を薄くはいだ木片「剥木」から由来しているようです。昔は今のように皿などがなかったため、和菓子をのせて・・・
「お菓子」の記事一覧
和菓子の資格が取得できる通信教育スクールとは
和菓子とは 和菓子とは、は日本の伝統的な菓子のことで、明治時代以降に新しく日本に入ってきた洋菓子に対する言葉でもあります。 洋菓子と違って控えめな甘味料を用い、原料も小豆やもち米、きな粉など日本古来のものを使用しているも・・・
和菓子作りと「へら」を知る
和菓子の「へら」 「へら」と言うと頭に浮かぶのは、かき混ぜたりする時に使う調理道具を思い出しますね。和菓子でも、小豆を混ぜたり、餡を練ったり、求肥を作る時など、様々な場面に「へら」が登場します。そのような時に使われるのは・・・
伝統和菓子の概念を変えた京都の『鼓月』
『鼓月』の創業と和菓子コンセプト 和菓子なのに洋風なのが『鼓月』のお菓子です。全国のデパートで見かけることも多いのではないでしょうか。『鼓月』は戦後の昭和20年に京都で創業を開始した老舗の和菓子店です。それまで和菓子には・・・
和菓子12か月 1月~6月 冬春夏
和菓子とは、日本の伝統的なお菓子のこと。 そして、和菓子には、とても季節感の豊かな種類が豊富にあります。 たとえば、柏餅。あなたは、柏餅を思い浮かべると、何を思いますか? 私は、5月の青い空にひるがえる、鯉のぼりを思い出・・・
和菓子と砂糖のお話し
和菓子に使われる砂糖の発展 和菓子と砂糖は、切っても切れない密接な関係にあります。古代には果実を甘味として摂っていた日本人ですが、江戸時代になって和菓子の目覚ましい発展と共に、砂糖の生産拡大が見られました。当初は主に中国・・・
夏も冬も和菓子のあんみつ
空調のきいた今の時代、あんみつに季節はありません。 東京・銀座に行ったら、ぜひ訪れていただきたいのが、若松さん。 みつ豆から、あんみつを考案した老舗です。 あんみつという和菓子には、何とも言えない、わくわく感があると思い・・・
和菓子と四季の結びつき
和菓子で感じる四季 四季のある日本では、古くから四季折々の風情に親しみ心を寄せて来ました。草木の芽吹きや新緑の輝き、風の音や川のせせらぎ、紅葉の彩りとやがて雪景色が見られます。そのような季節感を和菓子は最も良く表現してい・・・
おはぎの歴史と異名について
おはぎは、餅米とうるち米をやわらかくつぶしたお餅を、あんこでくるんだお菓子です。 同じ和菓子を、ぼたもちと呼ぶ地域もあるでしょう。 現代では、主に、春と秋のお彼岸に食べます。 しかし、おはぎほど、さまざまな呼び名のある和・・・
博多の老舗和菓子店『鈴懸(すずかけ)』とは
和菓子店『鈴懸(すずかけ)』の歴史 福岡博多に本店を構える和菓子の老舗『鈴懸(すずかけ)』は、大正12年の創業以来90余年を数えます。国が昭和42年から開始した、卓越した技能者が表彰される「現代の名工」を創業者の中岡三郎・・・