和菓子は日持ちするのか

和菓子は元々、その日に作ったものはその日に食べるとされていました。餅や団子などの、いわゆる朝生菓子と言われるものは、古き時代には当たり前のことでした。しかし、時代の流れと共に開発が進み、長期保存が出来る食品添加物が生まれました。食品添加物の誕生によって、これまで翌日には食べられなかった和菓子も、数日間の賞味期限が発生しました。特に1つ1つ手作りする和菓子より、工場などで大量生産する和菓子は、食品添加物の恩恵を受けていることになります。また、和菓子に大量に使われている、砂糖の役割をご存知でしょうか。砂糖には保湿力があり、食品の水分を包んで細菌などから守る大きな役割があります。故に、たっぷりと砂糖を使った和菓子は、保存が効くということです。食品添加物を使用しなくても、砂糖の持つ自然の力で、昔ながらの製法を守り続けている和菓子店もあります。近頃のダイエットブームで、甘味を避ける人が多くなってきたのも事実です。そういった人が求める甘くない和菓子は、人工甘味料や食品添加物の使用を避けられない事もあるのでしょう。

主な和菓子の日持ちをご紹介

日持ちが当日と言われているのが、お団子や 草餅、大福、おはぎなどの朝生菓子です。餅菓子は翌日には固くなりますが、焼いて食べるとまた格別の味です。練り切りなどの上生菓子であれば、砂糖をしっかり使っているので、2~3は大丈夫です。また、一般的な生菓子と呼ばれる、饅頭やどら焼き、きんつばも、2~3日で食べ切った方が良いでしょう。最中や羊羹のような半生菓子は、7日程が限度で、勿論早期に食べた方が美味しく頂けるのは当然です。特に羊羹は開封してしまうと、砂糖が再結晶する場合があるので、開封後は速やかに食べ切る方が良いでしょう。煎餅や干菓子は長期保存が可能なものの、湿気のない状態で管理することが必要です。和菓子の日持ちは、季節や保管場所でも違ってきます。また、冷蔵庫での保管は避けて下さい。和菓子が乾燥したり、硬くなってしまいますので、いずれも冷暗所などで保管することをお勧めします。食品添加物を使用している和菓子は、パッケージに賞味期限の表示がありますので、よくご確認下さい。

日持ちしない和菓子は冷凍できます

一般的には日持ちのしない和菓子は、自分で購入する時に、食べ切れる分だけを買えば良いことになります。しかし、和菓子を沢山いただいた時などは、困ってしまいますね。そんな時には、和菓子を冷凍して下さい。風味の変わらない内に、出来るだけ早く冷凍するのがポイントです。羊羹などの場合は、1度に食べ切れる量をラップして、保冷パックに入れましょう。大福などは1個ずつラップで包み保冷パックにいれます。形が崩れそうな和菓子は、保冷用の容器を使っても良いでしょう。どら焼きやカステラも冷凍が可能です。その他殆どの和菓子は冷凍ができ、食べる際は自然解凍します。しかし解凍した和菓子はどうしても劣化が早いので、早めに食べましょう。また、冷凍しているから大丈夫と、数ヶ月も入れたままでは品質が落ちてしまいます。限度がありますので、早めに食べ切るようにしましょう。