現代の日本では、和菓子も洋菓子も手軽に手に入れることができますね。
生クリームやチョコレート系の多様な味を持ち、いわゆるスイーツと呼ばれる洋菓子と、あんこや砂糖を多く使い昔ながらの素朴な味でお茶にぴったりな和菓子。
一体どのように分けられて、どんな違いがあるのでしょうか。この記事では、一般的に言われている和菓子と洋菓子の違いと、どちらにどんな効果が含まれているのかをご説明いたします。

目次

作りや材料の違い

ケーキは洋菓子、お団子は和菓子と見た目の違いからかサッと分類できますが、これらは一体どうやって区別されるのでしょうか。
本来の正しい分け方で言うならば、洋菓子というのは明治時代の西洋の文化を日本に取り入れて作ったお菓子の事を指し、和菓子はそれ以前から日本にあったお菓子の事を呼びます。
今は細かいことは気にせず、時代に関係なくそのお菓子の見た目と材料をちょっと考えて、フィーリングで区別しても全く問題ないと思います。

どちらが人気なのか

全体的で見れば洋菓子の方が有利で、とあるインターネットで開催されたアンケートでの結果では、約8000人に聞いたところその6割が洋菓子・どちらかと言えば洋菓子派でした。
特に現代で洋菓子はスイーツと呼ばれて多くの女性ないし男性に親しまれています。
昔から女性は甘いお菓子が好きだと言われることが多かったのですが、最近ではコンビニのスイーツも種類豊富で手軽に手に入ることから多くの人が買っていくイメージがあります。
洋菓子は濃厚な味わいで幅広い種類が展開されており、色んなお店でそれぞれの変わったスイーツがあり食べていても飽きることはなかなかないでしょう。
それに比べて和菓子は、主に原材料はあんこや砂糖、でんぷんなどの少ない種類で作られており、似たような味が多い素朴なお菓子です。しかしそれだけでは洋菓子の方が良いとは言えません。

それぞれの長所短所

周りの流行や多くの種類を楽しめる洋菓子ですが、こればかりは絶対に和菓子にかなわないという面もあります。
それは女性の天敵でもある「太りやすい食材」であることです。この原因があるから洋菓子は食べないようにしている方も多いほど深刻な問題です。
例えば、洋菓子であるショートケーキのカロリーは大体250kcal、和菓子の羊羹は一切れ大体200kcal。
こう見れば差はあまりなく、ショートケーキ一つ食べた方が満足感は得られると思いますが、違うのはカロリーだけではありません。
市販のものならパッケージを見ていただければお分かりかと思いますが、洋菓子と和菓子では、明らかに「脂質」の指数が桁違いです。
これはなかなか致命的なもので、ケーキ一つを食べるだけで一日に必要になる脂質の半分ほど占めてしまうことになります。
そして和菓子で多く使われているあんこは適度に取るならば健康とダイエットの強い味方で、あんこに含まれる豊富な食物繊維は体脂肪合成を防ぐ役割があります。
健康面で見れば、和菓子が圧倒的に良いものとなっておりますね。

さいごに

歳を重ねるごとによって前は洋菓子の方が好きだったのに、和菓子派に移る方が多くなりますが、これは身体がきつくなったと言っているということなのですね。
どちらも食べ過ぎは禁物な食べ物なので、自分の体と相談しながら適度に楽しみましょう。