目次
麩嘉・麩まんじゅう
麩嘉の「麩まんじゅう」は京都を代表する人気の和菓子です。この「麩まんじゅう」を購入するためだけに遥々遠方から購入しに来るリピーターもいるくらいです。つるんとした滑らかでモチモチとした噛みごたえのある饅頭で、さっぱりとした風味と甘さ控えめのこし餡が多くの人を魅了しました。また、饅頭は笹の葉に包まれていて、食べる際ほのかに笹の葉の良い香りが鼻に伝わってきます。あまりの人気にすぐに売り切れることが多く、確実に食べたい・購入したい人は事前に予約することをお勧めします。
出町ふたば・豆餅
前記の麩嘉にも引けを取らないほどの人気銘菓が存在します。それが「出町ふたば」の「豆餅」です。出町ふたばに来客する目的はやはり「名代・豆餅です。コシのある餅の食感と赤エンドウ豆の程よい塩気が効いたこし餡はこのお餅が持っている甘さを引き立てています。この人気老舗和菓子店「出町ふたば」はこの豆餅だけでなく、他にも団子等が販売されています。是非一度は購入して食べるべき和菓子と言えます。
笹屋伊織・桜しぐれ
長い歴史で身につけられた洗練された知識と技術を駆使し、さらに数ある素材の中から選定された材料のみを使って作られる和菓子を作るのが「笹屋伊織」です。昔からお家元や公家等に支持されている和菓子店です。そんな笹屋伊織の中でも人気がある和菓子が「桜しぐれ」です。餡に淡いピンク色に黄身がかった生地はとても美しく、口の中に含むとホロホロと形が崩れていきます。はかなく、どこかやるせない桜を彷彿とさせる見た目と味が至高の域に入っている銘菓です。春の季節限定商品なので、ぜひ次の春に購入し、お花見をしながら食してはいかがでしょうか。
亀屋清永・清浄歓喜団
1617年に創業した亀屋清永(かめやきよなが)は400年以上の歴史を持つ歴史ある和菓子店です。奈良時代に遣唐使が仏教と一緒に日本へ持ち込んだとされています。こしあんの中に「清め」の意味を込めて7種類のお香を練り込み、米粉と小麦粉で作られた生地で金の袋に包み、胡麻油で仕上げた一品です。比叡山の阿閣梨(あじゃばり)から伝えられた製法を現代でも守っており、その製法に基づいて今でも作っています。香り立つ伝統的な風味と香ばしい食感が1000年の歴史を連想させながら食べる人を魅了しています。
三條若狭屋・京絹巻き
日持ちする美味しい和菓子を購入したいは「京絹巻き(きょうきぬまき)」をお歳暮として出せば良いでしょう。香ばしいおせんべいの中に甘く優しい砂糖が入っており、どこか懐かしい味わいを感じることができます。また、生地の中に入っている黒ごまが食感や香りのアクセントとして引きだしています。その美味しさから一つ手にとってしまうと食べることがやめられなくなります。保存ができる期間としては製造日から60日とかなり長期間保存することができます。
みかさ・阿月(栗阿月)
「みかさ」は京都だけで使われるどら焼きを指す名称です。奈良県の三笠山に形状が似ていることからこの名称がつけられました。ふんわりと柔らかい皮に包まれているのは、甘さが控えに仕上がっているつぶあん、あっさりとした白あん、栗の食感も楽しめる栗入りの3種類です。3種類とも職人がこだわって選んだ素材を用いており、季節によって仕上げ方も変えているという手の込んだどら焼きになっています。