最中と言えば饅頭と同じで中にあんこが入っており、よく温泉宿に宿泊した際に部屋に置かれているお菓子としてもよく選ばれます。
そんな最中は和菓子の中でもカロリーは低いのでしょうか。この記事では最中の栄養やダイエットにむいているかどうかをご説明いたします。
目次
カロリーや栄養
最中に限らず和菓子は同じような素材で作られていることが多いため、和菓子の中でカロリーの大きな差が生まれることはなかなかありません。
ですので他の皮であんこを包む饅頭とはあまり変わらず、最中一つは100~120kcalで収まります。
ただしお餅を使った和菓子はこれよりももっとカロリーの数値はあがります。例えばおはぎは1つ170kcal程度になります。
そして最中には脂質が少ない分、炭水化物が多く含まれているためそれがカロリーになっています。
こうして見ると、和菓子だしあんこを使っていて食物繊維も適度に摂取できるし、ダイエットには向いているのではないかと思われるかもしれませんが、実は最中はダイエット中のお菓子には向いていません。
その理由は、腹持ちしないため。
ただそれだけです。どうしても最中が好きで、一個食べれば満足する!という方でしたら1日1個くらい食べてしまっても問題ないかも知れませんが、家に置いてあるから食べるという理由だけでは食べない方がいいです。
目の前にあると、小さいサイズで口に運びやすいためについ惰性で食べてしまうのであまり見ないようにしましょう。結果的にすぐお腹が空いて別のものも食べたくなってしまい間食の原因にもつながります。
15時のおやつにするのはよいですが、最中一つでやめるよう我慢しましょう。それができないのであれば、桜餅など比べるとカロリー少しは高いですが腹持ちが良いのでそちらの方を選ぶなど、工夫してください。
ちょっとした豆知識
最初にもちらと言いましたが、最中やまんじゅうなどは温泉がある宿に泊まると必ずと言っていいほど用意されている物ですよね。
あれには実は秘密がありまして、ただの試食で気に入ったらお土産コーナーで買っていってくださいと言う意味で置いているのではありません。
宿泊先へチェックインするのは早くて10時、遅くても15時という場合が多いですが、この時夕食までに1度温泉に入るという方がほとんどなのではないでしょうか。
あのお菓子は、その温泉に入る前に食べるべきものなのです。甘いものには血糖値を上げる効果があり、温泉に入ると逆に血糖値を下げるということが起こります。
血糖値が下がると人によっては疲れや脱力感がどっとでてしまい、温泉に出てからの夕食からの時間を十分に楽しめなくなってしまう事があります。
これを防ぐために温泉に入る前には、このような甘いものを食べて血糖値を上げてから、身体を万全の態勢に整えてから温泉に入りましょう。
さいごに
最中のカロリーやダイエットに使えるのかと、温泉と甘味についての雑学をご紹介いたしました。
最中はあまりダイエットに使うのには効果的ではないかもしれませんが、一日に一つ食べることは栄養の摂取にもなり是非推奨したい和菓子でありますので、意識しながらお菓子を選んでください。