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おかきとはなにか

おかき(御欠)はもち米を主原料とする和菓子です。餅を小さく切り乾燥させたものを表面がきつね色になるまで焼いたものです。小粒なものを「あられ」と呼びますが、本来はもち米をそのまま炙ったものをあられと呼び、小さく太くしたものを切ってから乾燥させ、焼いたものをおかきと呼んでいました。しかし、今日では同じ餅を原材料とした焼き菓子を大きさで区分しているだけになってしまいました。

小倉山荘のおかき

小倉山荘という銘菓をご存知でしょうか。小倉山荘は関西でおかきを買う場合外すことができないくらいの知名度と美味しさを誇る銘菓です。その小倉山荘が販売しているおかきが「秋さやか 詰め合わせ」です。この「秋さやか 詰め合わせ」は10種類の秋をイメージしたおかきが入っているお菓子の詰め合わせです。おしゃれ心高まるこの季節に秋めくお菓子を秋めくよそおいに仕立てて作っています。敬老の日や贈り物として大変人気があります。

人気のある「秋さやか」の中身とは

人気のあるおかきを販売している小倉山荘ですが、どのようなおかきを販売しているのか。「月にもみぢ」というイチョウ型のサラダあられが8種類、「えびもみぢ」という厚めの生地に海老をふんだんに詰めた、香り豊かな紅葉型のソフトせんべい、「五穀せんべい」という穀物のつぶつぶとした食感と自然本来の甘みと噛んだ時にサクッととした食感を味わえるせんべい、「里のあかり」というお米で作った米餡に柿の味を備え合わせた秋らしいおかき、小倉名月(うす塩・甘醤油)という化学調味料を使わずに素材本来が持つ旨味成分だけで作り上げるおかきと様々あります。おかきだけでもかなりたくさんの種類があるので一度見てみるのが良いかと思います。

京都祐嬉「しあわせの無添加サックサクかきもち」

「京都祐嬉」は京都を中心におかきを販売している銘菓です。とくに「しあわせの無添加サックサクかきもち」は食べても食べても飽きないように作りあげられており、一度食べてしまうともう止まりません。商品名にもある通り口の中が幸せで満たされます。その美味しさから「白いダイヤモンド」と呼ばれる時もあるくらいです。京都与謝野町産の最高級新羽二重餅が100%使用されています。その後、杵つき餅を天日干し、高温の米油でカラッと揚げるという天然製法で作っています。味は「とうがらし」「こんぶ塩」「えび」「あまから」の4種類があります。どれも合成着色料・保存料・化学調味料は不使用で作り上げられています。サクサクとした外側とどこかふっくらしていて、さらに素材の香りが口の中で広がります。「かきもち」を単体で食べるも良し、お茶漬けにして食べるも良し、秋の夜長にお酒と合わせて友人や家族と一緒に食べ理も良し。「白いダイヤモンド」という異名も伊達ではありません。

新潟味のれん「味のれん八重桜」

新潟県に本店を構える「新潟味のれん」もおかきでは負けていません。表面をかりかりっと仕上げていながら中はホロッとやわらかい、たまり醤油が香ばしい「田舎おかき醤油味」。北海道大振袖大豆の甘みが特徴的な「越乃豆もち」などのおかきをこれでもかと堪能することができます。どれも口の中に入れた瞬間に美味しいと感じることができるものばかりです。また、おかきに使う米は全て国産の米を使っています。