洋菓子や料理にも使われるくるみはもちろん和菓子でも大活躍。その香ばしさとコクは和菓子ではどのように使われるのでしょうか。今回はくるみを使ったいろいろな和菓子とその作り方をご紹介します。

昔から日本で食べられているくるみ

くるみの木は日本にも古くから自生しており、昔から親しまれてきました。最近ではくるみに含まれる成分が生活習慣を予防したり歯や骨の健康を保つのに役立つとして健康を意識した見方もされています。

私たちが普段食べているくるみは固い殻につつまれています。実はその固い殻は梅の実のような果肉に包まれていて、その果肉の部分を取り除くと固い殻が出てきます。木になったくるみの実が完熟して自然に落ち、周りが腐るのが待つか、収穫した実を土に埋めて果肉を腐らせる方法もあるようです。その後、固い殻ごと天日で乾燥させて殻を割ってくるみを取りだします。

くるみを使った和菓子いろいろ

くるみを使った和菓子はたくさんありますが、有名なものをいくつかあげてみましょう。くるみの周りを黒糖で覆った黒糖くるみは黒糖の甘さとくるみの香ばしさがお茶うけにぴったり。ぎゅうひの中にくるみを入れたくるみゆべしは主に東北地方で昔から愛されてきました。

まんじゅうに包むあんのアクセントとしてくるみを入れたり、表面に飾りとして乗せたり。くるみをすり鉢でなめらかにすって砂糖やしょうゆで味付けしたものを餅やだんごにからめて食べるくるみ餅・くるみだんごはなめらかなコクがたまりません。

くるみの保存方法

実はくるみには多くの脂質が含まれているため酸化しやすい食べ物なのです。酸化が進んだ脂質は動脈硬化の原因になるだけでなく、風味が落ちておいしくありません。

このため、くるみを保存する際は、出来る限り密閉状態にして保存するようにしましょう。大量に購入した場合などは、真空パック器などを使って小分けにして保存すると新鮮さが長持ちします。保存場所は涼しい場所か保存袋に入れて冷凍がいいでしょう。

くるみ餅の作り方

【材料】
くるみ…100g
砂糖…大さじ4
しょうゆ…大さじ1
お湯…大さじ3
塩…少々
切り餅…好みの量

【作り方】

1.くるみをすり鉢に入れてすりこぎでなめらかになるまですります。
2.お湯を少しずつ入れながらさらになめらかにすります。砂糖、塩、しょうゆをいれてさらに混ぜます。
3.餅を柔らかくなるまで焼き、熱湯に5秒ほど漬けます。皿に乗せてくるみあんをからめて完成です。

フードプロセッサーやミルサーでもできますがすり鉢で作ることで独特の香ばしさが出ます。なめらかになりすぎないのも手すりのよさです。しょうゆや砂糖は好みで加減してください。餅を焼いた後熱湯につけるのは表面のカリッとした部分を柔らかくするためです。なめらかなくるみあんとの相性がよくなります。

餅だけでなく、白玉団子にかけてもおいしく食べられます。くるみあんを湯でのばして白玉を浮かべればくるみのスープのような白玉くるみしるこができます。寒い冬にからだが温まる一品になります。

くるみはすりおろした段階でラップに包み、冷凍できます。解凍して湯で伸ばして調味料を入れることですぐにくるみあんとして使うことができます。