あんこやきな粉といった和の懐かしさを感じる和菓子がほっとする懐かしい味とするならば、フルーツを丸ごと使ってちょっとアレンジした和菓子はちょっとハイカラな味といったところでしょうか。今回はそんなフルーツを使った和菓子の中でマスカットを使った人気のフルーツ餅についてご紹介します。

フルーツ餅って何?

和菓子によく使われるお餅ですが、焼いてあんと絡めたり、包んだりするのが一般的な使われ方です。その餅もお正月に食べるつきたての餅から、上新粉や白玉粉など米の粉をこねてつくる餅など作り方や材料によってさまざまです。

そんな餅の中でも餅に水あめや砂糖を練り込んだ柔らかさが人気のぎゅうひでフルーツを丸ごと包んだものがフルーツ餅です。ぎゅうひはごくごく薄く、フルーツが透けるくらいの薄さにまで伸ばされています。ひと口頬張れば中のフルーツのジューシーさが口いっぱいに広がります。桃やいちごなど旬のフルーツで作られるフルーツ餅の中でも人気なのだマスカットを使ったフルーツ餅です。

フルーツ餅といえば、松竹堂

フルーツ餅で人気のお店といえば大阪にある松竹堂は外せません。マスカットをはじめ、マンゴーやメロンなど旬のフルーツを丸ごと使った見た目にも楽しめるフルーツ餅は箱を開けた瞬間の可愛らしさにまず感動してしまいます。ただフルーツを餅で包むのではなく、そのフルーツに合ったイメージで包み方や飾りを変えています。

餅に包む前にフルーツを一度薄く白あんで包むことで餅とスムーズに馴染んだおいしさは一度食べたら病みつきになります。マスカット餅は例年旬の8月の限定商品です。種がなく、皮ごと食べられるシャインマスカットを使って皮のプチっとした食感と果肉のジューシーさを味わうことができます。

マスカット餅の作り方

手軽に電子レンジを使って作るぎゅうひでマスカットを包みます。

【材料】
もち粉…25g
砂糖…10g
ぬるま湯…35㏄
マスカット
白あん

【準備】
バットに茶こしで片栗粉を振っておきます。

【作り方】
1.耐熱ボウルでもち粉に水を少しずつ入れて、ダマにならないように混ぜ合わせたらさらに砂糖を加えます。1にサランラップをかけ電子レンジで2分(500W)加熱します。電子レンジによって加熱時間が変わるので様子を見てください。
2.水に濡らしたゴムベラで一度全体をよく練り合わせます。練り合わせたらサランラップをかけ、さらに1分加熱します。全体が餅のようになったらぎゅうひの完成です。
3.片栗粉をふったバットに乗せて片栗粉をまぶし、全体が扱いやすい固さになるまで冷まします。やけどに注意してください。
4.粗熱が取れたら分割してマスカットを包んで完成です。好みでぎゅうひで包む前マスカットをに薄く白あんで包んでもよいでしょう。

マスカットはどんな品種でも作れます。丸ごと食べやすいように皮ごと食べられる、種のない品種を選びましょう。

生のマスカットを使っているのでなるべく早く食べきるようにしましょう。

同じように他のフルーツを使っても作ることができます。桃やメロン、マンゴーなど旬のフルーツでアレンジしてください。皮をむいて一口サイズにカットして包みます。カットしたフルーツは水分がとても多いのでしっかり水分を拭き取り、白あんで包んでからぎゅうひに包むと良いでしょう。