和菓子の練り切りの造形・作り方

和菓子屋さんで購入するものと思っていた練り切りも、ご家庭で簡単に作れてしまいます。初めての方でも簡単にできる「茶巾絞り」「カップ咲の桃の花」「きんとん」をご紹介します。小さなお子様にも安心な、身近な自然素材で着色していきます。手作りの和菓子を是非ご家庭でも召し上がって下さい。

和菓子の練り切り「茶巾絞り」の作り方

〈材料〉10個分

基本の餡(求肥入り)  400g

抹茶  小さじ3

〈作り方〉

1.基本の餡の3分の2を取り、抹茶を混ぜていきます。粉っぽさがなくなるまで、しっかり手で混ぜます。(フードプロセッサーを使ってのOK)その間、残りの餡は乾燥しないように、ラップなどをしておいて下さい。

2.抹茶が混ざって緑色になった餡と、残りの餡を混ぜていきます。ぼかしの状態を作りたいので、完全に混ぜ過ぎないようにしましょう。

3.餡を10等分して軽く丸めておきます。ラップで茶巾型にキュッと絞っていきます。その他の餡も同様に絞ります。

作り方はこのように簡単です。混ぜ具合の調整で、自分好みの練り切りを作ってみて下さい。

和菓子の練り切り「カップ咲の桃の花」の作り方

〈材料〉10個分

基本の餡(求肥入り)  400g

ゆで卵の黄身 少々(または野菜パウダーかぼちゃ)

野菜パウダー(紫芋) 小さじ1程度

1.基本の餡を15g程度分け、残りの餡を半分に分けます。使わない餡は乾燥しないように、ラップをしておきます。

2.半分にした餡の片方を10等分して、ボール状に丸めておきます。もう片方の餡に、紫芋の野菜パウダーをしっかり混ぜていきます。色の濃さは好みで調整します。同じように10等分して丸めておきます。

3.ラップを敷いた上に、2.のピンク色のボールをのせ、その上にまたラップをします(ラップでピンクの餡を挟むような感じ)。ラップの上から手のひらでギュッと潰します。潰した上に着色していない餡をのせ、花の形に餡をカップ状に包み、手で造形します。同じように残り9個も造形していきます。

4.初めに少量分けておいた餡に、裏ごしした黄身(またはかぼちゃパウダー)を、混ぜていきます。よく混ざったら、裏ごしします(目の細かいものを使う)。箸で先程のカップ咲の花の中央に、花粉に見立てて黄色の餡をのせて完成です。

花びらの雰囲気を出すのに、菓子楊枝などを使って(道具は何でもOK)、縦の線を数か所入れてあげると、キレイな花びらに仕上がります。

※野菜パウダーは少量のものも販売されています。

和菓子の練り切り「きんとん」の作り方

〈材料〉10個分〔菜の花見立て〕

基本の餡(求肥入り)  400g

野菜パウダー(かぼちゃ)  小さじ2

抹茶  小さじ2

〈作り方〉

1.基本の餡を3等分に分けます。1つは10個に分けて、ボール状に丸めておきます。乾燥しないようにラップをかけておきます。

2.残りの餡には野菜パウダーを混ぜ、もう一方には抹茶パウダーを混ぜます(フードプロセッサーを使ってもOK)。

3.各々裏ごししていきます。手のひらでギューっと押すように裏ごしします。別々の容器に入れておきます。(バットなどの平らな容器が使いやすいです)

4.丸めた餡に、3.の裏ごしした餡を丸い形になるよう360度全面に箸でのせていきます。反面は黄色、反面は緑になるようにのせます。最初に底になる部分からのせると良いでしょう。最後にそっと握って完成です。2色で菜の花の雰囲気を出しています。

このきんとんは、カラーを変えることで様々なバリエーションになります。慣れてきたら小さな葉や蝶を作ってのせたり、1色でもぼかしでも工夫が可能です。想像力が膨らみますね。

和菓子の練り切りは、基本をマスターすればこのように簡単に作れます。お子様と一緒に手作り和菓子も楽しいですね。