和菓子の「すあま」とは?

和菓子の中では半生菓子に分類されるのが「すあま」です。餅菓子の一種で、上新粉を蒸して甘味を加え、お餅のようについたものを「すあま」といいます。和菓子店や地方による違いはありますが、巻きすで巻いたり、そのまま丸形などに形成されます。円形のものは、鶴の卵に見立てて「つるのこ餅」などとも呼ばれています。通常は白い色をしていますが、食紅で着色し紅白で縁起物として扱われることが多いでしょう。特徴としては、ほんのりとした甘みで、お餅のように直ぐに固くなりません。とてもシンプルな和菓子ですが、モチモチとした素朴な味わいです。

これが和菓子?関西では知名度が薄い「すあま」

関東ではお馴染みの「すあま」ですが、実は関西では殆ど知られていません。一時Twitterで話題になったことがありました。アップされた「すあま」を見た関西の方が「かまぼこ?」と言ったことから一気に話題の食べ物になりました。確かに赤と白で蒲鉾のようにも見えますね。関西に似たような和菓子で、「ういろう」があります。「ういろう」はうるち米粉を使い、砂糖を加え蒸したもの。製造の工程が全く違うので、やはり「すあま」とは別物のようです。名前の似かよっている「すはま」もあります。しかし大豆粉が原料なので違う和菓子のようですね。同じ日本国内でも、まだ知られていない和菓子があるのには驚きです。

和菓子スイーツ「すあま」を作ってみましょう

実はこの「すあま」は簡単に作れる和菓子です。使う材料も少ないので、お手軽に「すあま」を味わえてしまいます。和菓子店の「すあま」も美味しいですが、自分で作った出来立ての「すあま」もなかなか味わい深いものですよ。本来は蒸し器を使いますが、簡単にできる電子レンジを使ったレシピをご紹介します。

〈 レンジで作るすあまのレシピ 〉

3人分

材料:上新粉 100g

砂糖   80g

水     160cc

食紅(赤)少々

片栗粉  少々

1.上新粉、砂糖、水をボール(耐熱のもの)に入れて、泡だて器でよく混ぜ合わせます。食紅をほんの少し入れて更に混ぜます。

※食紅は爪楊枝などでチョンくらいで十分です。入れ過ぎると真っ赤になってしまうので要注意。

2.ポールにラップをかけて、600Wで3分加熱します。

3.電子レンジから1度取り出してしっかり混ぜます。

4.再度ラップをかけ、電子レンジに戻し600Wで2分加熱します。

※透明になっていればOK

透明になっていなければ加熱時間を追加します。

5.巻きすの上にラップを敷いて、更に片栗粉を均等に薄く敷いて準備しておきます。

6.出来上がった生地は、練るようにしてよく混ぜ、用意していたラップの上におきます。

※熱いので注意

7.素早く棒状に形を整えて、巻きすで巻いていきます。

※輪ゴムで留めておくと、しっかり固定されます。

8.粗熱がとれたら巻きすから取り出し、切り分けます。

食紅は赤でなくても、好みの色で構いません。勿論、そのまま白いすあまでも大丈夫です。常温でも冷蔵庫で冷やしても、美味しく召し上がっていただけます。

また、食紅の代わりに少量の抹茶を入れたり、桜の塩漬けなどを入れても上品に出来上がります。色々とアレンジをお楽しみ下さい。