煎餅とは

煎餅(せんべい)とは穀物を使って作り円形に薄くし、その後焼き上げた菓子になります。

煎餅の種類

日本の米を原料とする煎餅は「米菓煎餅(べいかせんべい)」とも言います。粳米(うるちまい)を伸ばして焼いたものを米菓といい、これは「焼きせんべい」と「揚げせんべい」の2種類に分けることができます。味付けは基本的に醤油や塩による味付けをしたものが多く、煎餅を焼いて売る「煎餅屋」も存在します。

主な煎餅

日本にある煎餅は主に2種類に分けることができます。米菓で煎餅類とされるものは・醤油煎餅やぬれ煎餅(千葉県発祥の煎餅)、塩煎餅、のり煎餅、唐辛子煎餅・砂糖煎餅などがあります。揚げ煎餅もここに部類されぼんち揚げや歌舞伎揚の商標で知られるうるち米を用いたもののほか、縄揚げなどお店によって形状や味付けが全くことなります。また、甘味煎餅も多種多様にあります。樽煎餅(広島県発祥)・八百津煎餅(岐阜県)・和勝浦煎餅・瓦煎餅(香川県発祥の瓦のように硬い煎餅で高松城の瓦にあやかった名前がつけられています)・炭酸煎餅(兵庫県発祥)・八つ橋などがあります。

地域差がある煎餅

煎餅を利用した米菓は小さな形状はあられ、あられより大きい場合はおかき、それ以外は煎餅という区分にわけがされています。しかし、関西はこのルールがどの地方より曖昧で一緒くたにされることがしばしばあります。小麦粉、卵などを原料にするものやデンプンを主原料にするものなどしばしばあります。また外見や食感を総じて「煎餅」と呼ぶことがあります。甘味煎餅は八つ橋のように米を材料とするものがあります。

甘味煎餅・八つ橋について

八つ橋は明治時代、京都駅で発売されたことで認知度が一気に広がりました。第二次世界大戦後、「生八つ橋」が考案されました。現在は八つ橋より生八つ橋のほうが人気があります。八つ橋は数ある和菓子の中でも群をぬいて京都らしさがある菓子になっています。実際、京都を観光した観光客で京菓子を購入する人は全体の96%です。そのうち45.6%は八つ橋を購入したというデータがあります。現在では関西地方では京都以外の都市部で八つ橋を駅やサービスエリアで購入が可能になっています。米粉・砂糖・ニッキ(シナモン)を混ぜて蒸し、薄く伸ばした生地を焼き上げた煎餅の1種になります。蒸し終えた後薄く伸ばします。生地を焼き上げずに決まった形に切り出したものを「生八ツ橋」と呼びます。1960年代に販売が開始されました。正方形の生地だけのものと正方形の生地を二つ折りにして中に餡を包んだものがあります。特に二つ折りにした八ツ橋はたくさんの味のバリエーションが存在します。抹茶やゴマと言った和菓子寄りのものもあれば、チョコレートやカスタードといった和洋折衷の八ツ橋もあります。現在では多くの八つ橋は真空パックに包装されており、封を切らなければ10日近く持ちますが、真空パックや保存料・酸化防止剤を使わない場合は2日も品質が持ちません。

八ツ橋商工業協合組合

京都の名物である八ツ橋を販売している16社が作った組合です。京都の文化を守りつつ八つ橋をさらに発展を願うために作られた組合です。発展と同時に八つ橋の歴史や販売を一手に担う八つ橋に特化した組合があります。