季節の花と和菓子の関係

和菓子には、季節感を表現するという大きな特徴があります。四季を感じられる日本の風土を、自然の情景から和菓子に見取って、感性豊かに作り上げます。新年をおめでたい花で祝い、季節の風物詩と組み合わせて象ります。春の訪れや芽吹きを知らせてくれるのも、和菓子の花です。新緑の美しい季節には青々とした緑を、風情よく表します。うっとうしい梅雨の季節でも、五月雨の滴で輝く花たちが見られます。暑い夏になると、涼を感じさせるような和菓子で、透明感のある花々を表現するようになります。そして秋がくると山も木も色付き、季節と共に花も移り変わります。やがて雪景色がやってきます。このように四季を通して、和菓子の花は彩りを表現しています。

和菓子で咲かせる花

和菓子でよく作られる、季節を表現する花をお伝えしていきます。

【1月~3月】

千両 紅梅 寒梅 寒牡丹 水仙

雪割草 菜の花 福寿草

桃 つくし

【4月~6月】

桜 すみれ 鈴蘭

ツツジ あやめ 藤 蓮

山百合 牡丹 紫陽花

【7月~9月】

つゆ草 撫子 朝顔

桔梗 鉄扇 ふよう

萩 紫式部 菊

【10月~12月】

秋明菊 菊

山茶花 侘助(椿)

その他にも、様々な花で季節を表現しています。

和菓子の花を作ってみましょう

近頃人気なのが、自分で練り切りなどを作る和菓子教室です。自分で材料を揃えて、一から始めるとなると、結構大変なものです。その点和菓子教室は、道具を持参する必要もなく、気楽に参加できるのが嬉しいですね。作った練り切りも持ち帰りが出来るので、そのままプレゼントにも良いかもしれません。料理教室よりも工程が少ないので、短時間で参加しやすい利点があります。

特段構えなくても、気楽に通える和菓子教室をご紹介します。

【ベターホーム協会】

『ベターホーム協会』は全国主要都市に教室があります。1年12回コースの「和菓子の会」。料金は半年で 24,600円(税抜き)です。その他に入会金の3,000円と、テキスト代がかかります。

【ABCクッキングスダジオ】

全国に教室があるので参加しやすいのが『ABCクッキングスダジオ』です。2016年までは「Wagashiクラス」がありましたが、2017年は「集中講座」になるようです。詳細は『ABCクッキングスダジオ』までお問い合わせ下さい。

【ユイミコ】

『ユイミコ』は東京を中心に教室が展開されています。世田谷、表参道、青山、茅場町、巣鴨で、それぞれ開催日が決まっているので、HPなどでご確認下さい。(青山はNHK文化センターになります)講座は青山以外、いずれも単発なので非常に参加しやすいです。金額も1回3,500円~6,000円程度で、少人数制になります。

【観光地の和菓子教室】

・『甘春堂』(京都)

料金:2,160円※1日4回毎日開催(上生菓子3個に干菓子1種と抹茶付)

・『七條甘春堂』(京都)

料金:2,160円※1日5回毎日開催(上生菓子4個と抹茶付)

・『石川県観光物産館』(金沢)

料金:1,230円※土・日・祝の1日6回開催(上生菓子4個と500円の買物券付)

・『越山甘清堂』(金沢)

料金:1,000円※月・木・土の1日2回開催(上生菓子2個)

和菓子処に観光に行った際などに、思い出に和菓子作り体験をしてみるのも楽しそうですね。練り切りで季節の花を作って、和菓子の心に触れてみましょう。特に観光地の和菓子教室は、非常にお手軽価格なのが特徴です。自分の手作りした和菓子は、格別の味がするでしょう。