『和菓子菜の花』とは

『和菓子菜の花』は、神奈川県の箱根と小田原にある和菓子店です。明治38年に創業を開始した歴史のある和菓子店になります。店名の『和菓子菜の花』は、小田原市民に店名を募り決定したものでした。当初は箱根湯本の温泉地にあることから、温泉饅頭が爆発的に売れていたそうです。その後、自分の伝統的な和菓子を作りたいと思い、「桜餅」と「月のうさぎ」を作り上げました。『和菓子菜の花』は拘りの素材と、命の源である水をテーマにしています。水は地元で汲み上げられる深水を使っています。小豆は北海道十勝の契約農家で作られた、低農薬の小豆を使用しています。『和菓子菜の花』は、できたての美味しさと、作り立ての確かさを大切にしています。

『和菓子菜の花』の店舗

『和菓子菜の花』は和菓子店以外にも、カフェや茶房、暮らしの道具店、うつわの店や蕎麦店まで、幅広い店舗展開をしています。小田原に7店舗、箱根湯本に6店舗、藤沢と横浜に各1店舗あり、さらに展示室まであるという『和菓子菜の花』です。作り立ての提供に拘っている『和菓子菜の花』は、ガラス越しに実際に和菓子を作っているところを見せている店舗もあります。面白いのは、『和菓子菜の花』の和菓子パッケージは、社長自らがお客様のために心を込めて描いた、書画になります。そこにも『和菓子菜の花』のおもてなしがあります。

『和菓子菜の花』の人気商品

『和菓子菜の花』というと、「月のうさぎ」「月の黒うさぎ」が有名です。月とうさぎをイメージした、栗を丸ごと使った丸い饅頭になります。栗を餡が包み、表面は麦こがしのサクサクした生地で、3つのハーモニーがたまらない和菓子です。「月の黒うさぎ」は中の栗が渋皮煮になっていて、少しだけ大人向けの和菓子になります。同じうさぎシリーズの「小田原うさぎ」はちょっと大き目のどら焼きです。国内産の小麦粉と、三重県の放し飼いで有名な『ヤマギシ』の卵を使って焼き上げています。皮には天然ハチミツで知られている『楽蜜』のハチミツが入っているそうです。モチフワの皮は、まるでパンケーキのような食感。サンドされている餡は北海道十勝産の小豆。そして驚くのが、角切りのバターがそのままの形で入っていることです。どら焼きの皮にはうさぎの焼き印があります。このうさぎシリーズは、どの和菓子も『和菓子菜の花』の看板商品になります。

『和菓子菜の花』の洋菓子

和菓子店の『和菓子菜の花』は、洋菓子も販売しています。その1つがバウムクーヘンです。ソフトタイプとハードタイプの2種類があります。ソフトタイプは「湘南ゴールドソフトバウム」で、一番外側の層に地元の湘南ゴールドのジャムを練り込んでいます。湘南ゴールドは神奈川県が開発した柑橘種で、新感覚のオレンジです。バウムクーヘンの甘さと、湘南ゴールドの爽やかさが後を引く洋菓子です。ハードタイプは「沖縄黒糖ハードバウム」といって、沖縄産の黒糖を使用した、外はサクッとして中はしっとりした洋菓子です。黒糖の香ばしさが特徴的です。もう1つご紹介したいのが、「パリパリ焼きモンブラン」です。外はトウモロコシの粉で焼き上げたパートフィローになります。中はしっとり栗の渋皮煮が丸ごと1個入っています。不思議な食感の洋菓子です。他にも中がとろーり半熟のチーズタルトなどがあります。和菓子店でありながら、洋菓子も手掛ける『和菓子菜の花』でした。