紫陽花は梅雨のじめじめした中に清涼感のある色とりどりの花を魅せてくれます。紫陽花の色は青だけでなく、紫やピンク、白などがあり、その色が梅雨のじめじめした空気だけでなく心の中までほんのり爽やかにしてくれる色をしています。そんな紫陽花をイメージした和菓子を召しあがったことあるでしょうか。見かけたことあるでしょうか。ここでは和菓子屋さんの紫陽花をイメージした和菓子をいくつかご紹介します。

桂新堂「紫陽花」

愛知県名古屋に本店を置くえびせんべいで有名な桂新堂では、季節限定で紫陽花をイメージした和菓子が登場します。パッケージに紫陽花の花とかたつむりの絵が書いてあり、中をあけると紫陽花の絵のあるおせんべいとかたつむりの絵のあるおせんべいが入っています。紫陽花の花だけでなく、葉っぱや雨のしずくをイメージしたものも入っていて味がそれぞれ違うので飽きることなく楽しみながら食べることができます。

虎屋「紫陽花」

全国だけでなく世界にもお店を展開している羊羹をはじめとした和菓子の老舗虎屋では、季節限定、販売店限定で紫陽花をイメージした和菓子が登場します。中に餡子が入ったきんとん製の和菓子で色は白と紫の紫陽花でその中に透明な清涼感ある琥珀糖を散らしてあり、梅雨のきらきらした飴のしずくを表現しています。梅雨の雨が降る中、部屋の中からお庭の紫陽花を眺めながらいただくお茶菓子としてぴったりな和菓子です。

鈴懸「紫陽花」

福岡県博多に本店を置く大福をはじめとした生菓子が有名な鈴懸の紫陽花をイメージした和菓子は、中には白餡が入っていて求肥で包まれています。それをさらに紫とピンクと透明の錦玉で包んである和菓子です。錦玉とは寒天を溶かして固めたお菓子で透明感があるので夏の和菓子によく使われます。鈴懸の紫陽花は冷やして食べても美味しい一品です。

亀屋良長「華はな(紫陽花)」

京都の老舗和菓子屋さん亀屋良長の紫陽花をイメージした和菓子は、紫陽花の花弁ひとつひとつをイメージしたものです。箱に丁寧に敷き詰められた花弁は色が水色、ピンク、紫、赤と食べるのがもったいないほど色鮮やかできれいです。味は、大人の女性にぴったりな梅酒入りの味です。シャリっとした歯ごたえの琥珀糖で出来ています。

鶴屋吉信「紫陽花」

京都の老舗和菓子屋さん鶴屋吉信の紫陽花をイメージした和菓子は、紫陽花をイメージした羊羹です。下は小倉羊羹で上が透明な寒天ゼリーで中に紫陽花の花弁があしらわれていてなんとも涼しげです。小倉羊羹は重みのある色なのにその上の寒天ゼリーが涼しさを演出してくれることでコンストラストが本当にきれいです。鶴屋吉信では他にもあじさい餅など、紫陽花イメージした和菓子が他にもいくつかあります。

紫陽花をイメージした和菓子を家庭でも是非

家庭でも挑戦してみたい紫陽花をイメージした和菓子ですが、家庭で作る方法で一番簡単なのが寒天を使った和菓子です。お好みの餡子を準備して、寒天を水色に着色して小さく切ったもので周りを包めばすぐにできますので、一度挑戦してみてもいいかもしれません。

まとめ

梅雨は湿気の多いじめじめした季節ではありますが、梅雨の時期の和菓子屋さんに足を伸ばしてみるのもよし、家庭で作ってみるのもよし、こういった清涼感のある和菓子で気分もすっきりしたいものです。梅雨時期の生菓子は特に日持ちがしませんのですぐに食べてしまわないといけないので少々もったいない感じもしますが、だからこそ見た目も味もしっかり楽しみたいものです。