干菓子と突然言われても、何の和菓子かわかる方は一体何割ほどの方なのでしょうか。
干菓子というのは水分含有量が10%以下のお菓子の事を指し、一般的に落雁や和三盆を連想させる言葉なのです。
他にも生菓子や半生菓子という分類があり、こちらは練り切りや団子、おはぎなどが含まれます。
この記事では干菓子の代表ともいえる落雁の作り方をご紹介いたします。

まず、「落雁」とは

あまり聞いたことのない名前かもしれませんが落雁という干菓子は、寒梅粉というもち米を蒸したものを焼き色を付けないように焼いて粉砕した粉と砂糖を混ぜて固めたもので、味よりも風味を楽しむ和菓子です。
型に押して作るのですが、この際に栗や餡などを入れて固める場合もあります。茶席の場に用いられることも多い定番の菓子ですが、お供え物として使われることも多く、昔から高級なものと認識されているようです。
しかし自宅で作る分には高級な材料などを使用する必要も無く安価で作れますのでご安心ください。
落雁の中でも地域によって異なる部分があり、麦落雁と呼ばれる大麦を加熱して挽いた粉を使って作られたものや、栗を粉末にして作ったものなど多くの種類が存在します。
そのほとんどは使う粉が別物というだけで、製法などは変わりません。
もともと日本で作られている落雁の製法は、アジア方面から1200年代に中国に伝わったものです。
それから1300年代になり、中国で軟落甘という小麦粉や米粉を水あめで練り固め乾燥させた菓子が基になっているそうです。

必要な材料と作り方

落雁を作るために必要な材料は「和三盆糖(粉糖)50g・寒梅粉(みじん粉)25g・果汁」です。
少しぼそぼそしていて食べづらいと言われてしまう落雁ですが、果汁を加えることによってフルーツの風味がして、お子さまでも食べやすい落雁を作ることができます。
まず、果汁と和三盆糖を合わせ、パラパラになるまでよく混ぜてください。どうしても果汁でねっとりしてしまうので、中々粘りが取れないようでしたら和三盆糖を追加してください。
それに寒梅粉も混ぜて、さらによく混ぜましょう。それができましたら裏ごしが必要になります。水分が多く少し手間がかかりますが、かたまりをつくってしまうと口当たりが悪くなってしまいますので頑張りましょう。
大体できましたら次は型に詰めます。本来は木製の型で作るのですが、家庭で作るものでしたら100ショップで売っているようなシリコンの型で十分です。
詰め込み過ぎはよくありませんが、柔らかすぎても崩れてしまいますので丁度良い案配を見つけて詰めてください。
大体一時間ほど放置したら方から取り出して完成です。この時、陶器製の型を使っているとすぐに取り出さないと取れなくなってしまいますので注意してください。
紅茶やコーヒーなどに入れる砂糖としても使え、保存も効く和菓子ですので一度に多く作っても良いと思います。

さいごに

普段和菓子についてあまり触れることのない生活をしていると、落雁という言葉も効くことは少ないと思いますが、基本的な落雁の使いどきや作り方は上記の通りなのでたまに食べてみてください。
以外と和菓子は自宅で簡単に作れることが出来るので、是非身近なものとして多くの人にチャレンジしていただきたいです。