春になると、和菓子屋さんのショーケースには色とりどりの美しい和菓子が並びます。

中でも一番の人気は、五感で春を感じることができる香り高い桜餅ではないでしょうか。

そんな和菓子屋さんで見かける定番の桜餅を是非ご家庭で手作りされてはいかがでしょう。

お店に負けない絶品桜餅の作り方を御紹介します。

関東風絶品桜餅の作り方

桜餅には、小麦粉を使用し薄く伸ばしてクレープ状に焼いた皮で餡を巻いた関東風と、道明寺粉(餅米を水に浸して蒸して乾燥させてから粗くひいて粒状にしたもの)を使用し餡を包んだ関西風があり、ここでは関東風の桜餅の作り方を御紹介します。

【材料】15個分
小麦粉(薄力粉)…150グラム
砂糖…50グラム
白玉粉…30グラム
水…400cc~450cc
漉し餡…400グラム
桜の葉の塩漬け…15枚

1.下準備として、小麦粉と砂糖を一度ふるっておきます。また、桜の葉は軽く水洗いして、一枚一枚水気を切っておきます。ホットプレートを180℃に温めておきます。
2.白玉粉に少しずつ水を加えて、その都度しっかりと混ぜながら、ダマにならないように溶かします。ピンク色の桜餅にしたい時は、ここで食紅を少々加えます。
3.2にふるっておいた小麦粉と砂糖を加え、ダマにならないようしっかり混ぜます。滑らかになりましたら、お玉ですくって上から落とした時に、一瞬跡が残ってすぐ消えるほどの緩さがベストです。
4.あらかじめ温めておいたホットプレートにサラダ油をひき、お玉で3をすくって小判型に流します。クレープのようにできるだけ薄く伸ばし、焼き色がつかないように注意します。
5.表面が乾いたら裏返して軽く焼きます。
6.生地の粗熱が取れたら餡を巻き、上から桜の葉の塩漬けを巻きつけます。

美味しい漉し餡の作り方

【材料】(500グラム分)
小豆…250グラム
グラニュー糖…250グラム
塩…ひとつまみ

【作り方】
1.小豆は軽く水洗いした後、小豆と5倍の量の水を入れ、沸騰するまで強火で茹でます。
2.沸騰したら小豆をザルにあげ、水道水で洗い流します。これで小豆の、アク抜きが完了です。(まだ小豆は固いままです)
3.再び鍋に小豆と5倍の量の水を入れ強火にかけ、沸騰してきたら弱火にします。小豆が激しく動かないくらいの火力で煮続けます。
4.常に小豆が煮汁に浸かっているように、途中で水をつぎ足しながら40~50分煮ます。
5.小豆が芯まで柔らかくなったら火を止め、ボウルの上にのせた濾し器に入れ、水を少量流しながら木べらで濾します。水がいっぱいになったら大きめのボウルに移します。これを何度か繰り返しましょう。
6.濾し終えたら5分ほど放置し、上澄みを捨てます。再度新しい水を入れながらかき混ぜ、10分ほど放置した後で上澄みを捨てます。上澄みが透明になるまでこの作業を繰り返します。
7.ザルの上にさらし布巾を広げ、6を流し入れます。水が切れたら布巾ごと絞って水分を切ります。
8.鍋に7と半量のグラニュー糖と水200ccを入れ、強火で混ぜながら煮ます。水分がなくなってきたら残りのグラニュー糖と塩を入れ、練りながら煮詰めます。木べらで掬い塊で落ちるほどの固さになったら火を止め、バットに広げて粗熱を取ります。

関東風桜餅のポイントは、焼く前の生地の状態にあります。
水分量を調節し、緩すぎず固すぎずの状態で焼きに入りましょう。