現代で雑誌やTVで紹介される話題のスイーツと言えば、ほとんどがケーキやシュークリームなどの洋菓子でしょう。もちろん古くから愛されている和菓子も人気なのですが、特に若い人は洋菓子の方が美味しいと言ってあまり和菓子に関心がありません。
確かに使われている材料がほとんど同じなため味も素朴で、見た目も茶色っぽいものが多いですが和菓子には、洋菓子にはない良さも多くあるのです。
この記事では、和菓子の魅力をもう一度再確認としてご紹介いたしますので、洋菓子派の人も一度見ていただきたいです。

季節感のあるお菓子

特に生菓子である練りきりによく当てはまりますが、和菓子はその季節を象ったものがとても多いです。
上生菓子と呼ばれるものでは、材料も高級なものを使っており、職人の手で日本の四季を美しく彩り表現しているものも。パッと見ただけでとても綺麗だと感じてしまう和菓子は多いですよね。
一般的な和菓子でも、原料にその時しかとれない旬のものがあるわけではないのですが、柏餅は子どもの日、桜餅はひな祭りや春に食べるものというイメージがあります。
年中スーパーで買えるけれども、そのような行事に食べることが多いため、目と口で季節を感じることができます。

和菓子には一つ一つの伝統があり、それは現在でも受け継がれてその土地の銘菓となったり、昔の人が見ていた情景をお菓子を通じて同じように感じとることが出来る素晴らしい食べ物です。
お菓子一つでこのように伝統が受け継がれたり、感じるものがあるというのは非常に素晴らしいと思います。
例えば、水無月という和菓子をご存知でしょうか。これはまだ電化製品なんて存在しなかった何百年も前、氷室と呼ばれる涼しい場所に冬のうちに氷を置き、夏の暑い時期に食べる習慣がありました。
しかしそれはとても貴重なもののため、国のお偉いさんしか楽しむことができません。そこで庶民はどうにかして涼をとろうと氷室の氷に見立てた「水無月」という和菓子を作りました。
これは今でもよく食べられている和菓子の一つで、6月30日に食べるお菓子ともいわれています。このように昔の話が伝わり今でも同じものを食べられるというのが感慨深いですね。

食べると健康になれる

和菓子はダイエットしている時のお菓子に最適で、健康にも良いと言われています。これは和菓子の良いところの中でも是非推したいところで、多くの人に知っていただきたい事実です。
カロリーだけを見ると、一人前分のものは少し和菓子が控えめ程度で大きな差は無いのですが、注目してほしいのは脂質です。桁が一つも二つも違うこちらは、もちろん低い方が太りにくいです。
そして、和菓子に使われているメインの原料であるあんこやもち米に穀物、寒天などほとんどは健康に良いもので、適度に取る必要のある物です。
特にあんこに使われている小豆は、ポリフェノールや食物繊維が非常に豊富で、脂肪を体に出す働きがあるのでカロリーうんぬんの前に毎日少しだけでも食べた方がいいかもしれません。
洋菓子に使われているバターや卵、小麦粉は食事だけでも多く摂ってしまいがちな食材ですので、食べ過ぎには注意しなければいけません。
ダイエットしていても15時のおやつでおはぎ一つ取る程度はまったく問題ありません。ただカロリーは普通のお菓子程度にあるので注意しましょう。

さいごに

和菓子には他のお菓子ではなかなか見つけられない季節の魅力や健康にも優しいという要素がありますので、今まであまり和菓子に興味が無かった方もこれから少し意識していただければ、より健康に甘味を楽しめるでしょう。