ビジネスでもプライベートでも、企業やお宅を訪問する時は菓子折を持参すると喜ばれるものです。特に会食やパーティーに招かれた場合は手ぶらでの訪問はマナー違反です。
お菓子の選び方や、お菓子を贈る時の縁起の良い色や形を知って、相手に喜ばれるお菓子を贈りましょう。

喜ばれるお菓子の選び方

お客様には和菓子店で作っている季節の菓子を選んでお出しすると、おもてなしの心が伝わるでしょう。
菓子折を贈る場合は菓子によって賞味期限が少しずつ違う場合がありますので、バランスよく選ぶよう心がけましょう。
日持ちしないものは食べきれる数を考えましょう。
オフィスへのお土産などは食べやすくて手が汚れにくい個包装のものなどにすると、配慮が感じられて喜ばれるでしょう。

お菓子を贈る時に知っておきたい縁起の良い色と形


丸は円満を意味します。まんじゅうや大福など丸い形の和菓子はおめでたい席に欠かせません。正月の鏡餅にも、丸い餅を重ねる慣わしがあります。
紅白
昔から日本でおめでたい色とされています。代表的なものは紅白まんじゅうが挙げられます。
鶴と亀
どちらも長寿を象徴する吉祥の動物とされています。慶事用の干菓子などに鶴と亀をかたどったものがあります。

赤い色がおめでたいことと、「たい」の音が「めでたい」に通じることから、祝いの席には欠かせない魚です。鯛の姿のお菓子といえば鯛焼きですが、昔は鯛をかたどった砂糖菓子も多く見られました。
七福神
特に農民や漁民に信仰され、受け継がれてき7人の神様で、伝統的な人形焼きは七福神の焼き型を使っています。
大福
腹持ちが良いことから「腹太餅」と呼ばれていたものが「大福餅」になり、やがて「腹」が佳字である「福」に置き換えられ、現在は「福を招くお菓子として大福を配る地域もあります。

知っておきたいお菓子の受け渡し方

手みやげは、挨拶が終わってから渡します。玄関先で失礼する場合は玄関先で渡します。出先で渡す場合は紙袋のままの方が良ければ紙袋の下と取っ手の付け根あたりに手を添えて、相手が受け取りやすいように差し出し、「紙袋のまま失礼いたします」と言って渡しましょう。
添える言葉は「つまらないものですが」ではなく「心ばかりですが」「評判のお菓子と聞きましたので」などが良いでしょう。
反対に受け取る時には品物を上座の方に置き、敬意を表しましょう。そのまま置きっ放しにせず、家人に渡すか自分で別室に移しましょう。またはその場で内容を確認して御礼を言います。相手は選んだ品が本当に喜んでもらえているのか気にされているはずですから、その気持ちに応えることができれば、さらに話も弾むでしょう。
その場で一緒に食べられるものは、「おもたせで失礼ですが」と言って出しましょう。

知っておきたいお菓子を贈る期間

御年賀は松の内が一般的です。寒中御見舞は寒の入り(1月5日頃)から立春の前(2月4日頃)まで、御中元は東日本では7月初旬から7月15日まで、西日本では月遅れのお盆で考えて、8月初旬から15日まで、暑中御見舞は小暑(7月7日頃)から立秋(8月7日頃まで)まで、残暑御見舞は立秋(8月7日頃)を過ぎてから8月いっぱいまで、御歳暮は12月初めから12月25日頃までの期間に贈りましょう。