栗きんとんと言えば、栗の収穫に合わせて主に秋から冬にかけて食べられる和菓子です。今ではネット通販で取り寄せて食べることもできる栗きんとんですが、実は家で簡単に作ることが出来るのです。

しかし、和菓子屋さんで売っている栗きんとんとお正月のおせちに入っている栗きんとんは見た目もあまり似ていなくて同じものとは思えないですよね。
これらはもしかして別物?一体どのような違いがあるのでしょうか。この記事では、栗きんとんの簡単な作り方からあまり知られていない雑学などをご紹介いたします。

まず栗きんとんとは

栗きんとんというお菓子は、材料は栗と砂糖だけで作れてしまう茶巾を用いて作られた和菓子です。
きんとんという名が付くからと言ってイガグリのようなあの和菓子とは全くの別物です。あちらはあんこをふんだんに使い裏ごしを重ね美しく仕上げていますが、栗きんとんは加熱し絞るだけというシンプルな製法です。
分かりづらいので、栗きんとんは「栗茶巾」とも呼ばれ区別されています。
よくおせちにも入れられ親しまれていますが、これはまた少し別物で栗金団という表記で分けられます。栗金団は金の団子・金の布団という意味があり金運や商売繁盛の福食として定番となりました。
かなり甘みが強く、サツマイモを多く使っている場合もある黄金の料理です。こちらは和菓子とは呼ばれないかもしれません
和菓子の栗きんとんは材料はほぼ栗と砂糖のみですが、料理の栗金団は水と砂糖を煮詰めてから栗を入れて柔らかく粘り気が出てくるまで煮込むことで完成します。
材料は似ていますが、製法が少し違うだけで全く別のものに仕上がるのですね。

簡単レシピ

非常に簡単に作れる栗きんとんのレシピをご紹介いたします。自分用のおやつにも、手土産やおせちに入れるのにも使える便利なお菓子です。
必要な材料は「栗・きび砂糖・塩」のみです。栗は作りたい分だけ、砂糖は栗の焼く25%ほどの量をご用意ください。
まず栗を20分ほど茹でて半分に切り、中身をかきだします。この時出した栗の重さを測って砂糖の分量も決めてください。
茹でた栗を耐熱の容器に入れてどんどんつぶしていきましょう。そして砂糖と塩を少々いれてフォークでつぶしてください。
そしてレンジで30秒ほど加熱します。30秒経ったら取り出してつぶし混ぜ、また30秒温めます。これを栗がぽてっとしてくるまで続けます。大体4~5回くらいが目安です。
十分混ぜて良い案配になったらラップで一個分の量を包み、ぎゅっと絞ります。絞ったら一度ラップを開きもう一度同じように絞りましょう。
これで栗きんとんの完成となります。他にもさつまいもを合わせたり、栗は甘露煮を使っても作れますので是非挑戦してみてください。

さいごに

栗きんとんの作り方や栗金団との違いをご紹介いたしました。似たような名前でも全く別物の和菓子・きんとんもありますがこれらは何故名前が似ているのでしょうか。
きんとん製で混とんから由来されたからきんとん、金の団子と金の布団をイメージしたから金団、と正しいかは不明だけれどもなんとなく予想が出来るかもしれません。
栗金団も栗きんとんもお正月ないし冬によく食べられるものですので、是非ご家庭でも作ってみてください。