わらびもちと言えば老若男女から愛される、普段あまり和菓子を食べない人からもなぜか好かれている偉大な存在のお菓子です。あんこが苦手な方やこの瑞々しいもちもち感がたまらないと言って小さい子でも大好きという方は多いですね。
この記事では、そんなわらびもちの作り方や歴史、材料の秘密などをご紹介いたします。

「わらび粉」とは

わらびもちを作るためには「わらび粉」と呼ばれる謎の粉が必要です。この名の由来は一体何かというと、あの植物のわらびなのです。
わらびの根から取ったでんぷんを乾燥させるとわらび粉が出来上がります。これから作ることにより「わらびもち」と呼ばれるようになりました。
この作業は非常に手間がかかるため、わらび粉は江戸時代の昔から貴重品とされていました。
今でもわらび粉はそれなりに高級品で、本物と呼ばれる粉を使って作られたわらびもちはどんどん少なくなってきました。
特にスーパーなどで販売しているわらびもちという名の和菓子にはわらび粉は一切使われていないのではないでしょうか。
しかしわらび粉は賞味期限が早かったり冷蔵できなかったりと、美味しいだけでなく欠点も多くあるためあまりスーパーなどには流通しないのが現状です。

わらびもちの歴史

わらびもちには「岡太夫」という別もいもあります。これは岡太夫という狂言があり、それにわらびもちが出てくるのですが、その中の登場人物がどうしてもわらびもちという名称を覚えられず岡太夫と呼んでいたそうです。
それが1642年の出来事で、そして同時に凶作に悩まされていた農家の非常食としても食べられていたと伝えられています。昔からわらびもちは多くの人々に食べられていたようです。
わらび粉の名産地は奈良県で、静岡県や京都府では名産として知られており、日本中から愛されている和菓子だということがわかりますね。

わらびもちの作り方

料理初心者でも簡単に作ることのできるわらびもちの作り方をご紹介いたします。
必要な材料は「わらび粉50g・砂糖50g・水300ml・きな粉100g」です。この分量で4人分ほどのわらびもちを作ることができます。
まず、わらび粉と砂糖と水を鍋に入れてだまを作らないように手でつぶします。しっかり混ざったら、弱火で加熱しながら木べらなどで続けて混ぜましょう。
混ぜていくと粘りが出てくるはずですので、そのまま透明になるまで混ぜ続けてください。透明になったらバットなどに流し込みそのまま冷まします。冷蔵庫に入れる必要はありません。
入れてしまうと白くなってしまうので、冷えたのを食べたい場合は食べる直前に冷蔵庫に入れ冷やしてください。
これを冷ましお好みの大きさに切ったら、きな粉をまぶして完成となります。こちらは少し甘さ控えめとなっておりますので、あまさが足りないという方はもう少し砂糖を足しましょう。
倍の100gほどまで足しても甘いものが好きな方なら丁度いいくらいになるかもしれません。

さいごに

わらびもちの秘密の粉や作り方についてご紹介いたしましたが、わらびもちは材料さえ揃っていれば簡単に作ることが出来るので、料理が苦手な方も是非チャレンジしていただきたいです。
こんな手軽にわらびもちが作れるということを、もっと多くの人に知っていただきたいです。