和菓子と言えば、あの色とりどりで美しい造形のねりきりを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。一つ一つが職人の手作業で作られたねりきりは本当にきれいで、食べるのがもったいないですよね。この記事では、そんなねりきりを自宅で簡単に、火を使わないで作る方法をご紹介いたします。

材料と作り方

まず、ねりきりというのは主に白あんと求肥を使って作ります。
白あんはそのまま市販の物で大丈夫なのですが、求肥そのものはスーパーなどでは販売されていません。まず求肥を作るところからスタートしましょう。
こちらも火を使わずに作ることができます。まず、求肥に必要な材料は「白玉粉25g・上白糖50g・水50cc」です。これは、ねりきりの和菓子を大体5個分ほど作るときに使う求肥の分量です。
まず大きめの深い器に白玉粉と半分の量の水を入れてよく混ぜます。混ぜながら残りの半分の水を入れてください。そこに上白糖を全て入れて良くかき混ぜましょう。
混ぜ終えたらゆるめにラップをかけて電子レンジで加熱していきます。だいたい500Wの20秒ほど加熱し、一度取り出してまたかき混ぜてください。
これを30秒ほど熱したらまた混ぜる、という作業を三回ほど繰り返すと熱が均等に行き渡るので上手く作ることができます。
ねりきりに混ぜて使うのであればこれで求肥は完成です。もし求肥単体で何かを作るのであれば、熱して大体滑らかになってきたら、パッドの上にラップと片栗粉をしいて、その上に熱したものを流し込みましょう。
そこで好きなように形を整えたら完成となります。

次は肝心のねりきりです。まずは白あんを熱するところからスタートで、こちらはペーパータオルをかけてレンジで加熱しましょう。大体500Wの1分間でOKです。ゴムベラでよくかき混ぜたらもう一度同じように加熱しましょう。
表面がいい具合にぱさぱさになったら成功です。柔らかすぎると形が崩れて上手く作れませんし、ぱさぱさ過ぎても上手く混ぜることができません。
この白あんが熱い状態のうちに先ほど作った求肥を練り込みましょう。ゴムベラで大体混ぜたら後は手でしっかりと混ぜてください。
これでねりきりの生地は完成となります。保存方法はラップでしっかり包み、生地完成から1~2日後には食べきってください。冷凍保存もできないことはないですが、やはり味は少し落ちてしまいます。
あとは粘土細工のようにお好きな形に整形したり、食紅や抹茶を加えて着色してご自分好みのねりきりを作ってください。
和洋折衷菓子のように、バレンタインデー用にピンクのハート型に作るのも斬新で可愛らしいですね。

さいごに

上記で紹介したレシピで作るねりきりは、所謂「並物」というものです。上物と並物があり、上物ではつなぎに求肥を使うことが少なく、とても高級な材料を使用して作られています。
しかし一般的な日常生活で食べるねりきりだと、並物の材料で十分なので、あまり気にする必要もないでしょう。
今まで難しそうでなかなか手が出せなかったねりきりも、こうして作り方や材料を見れば、特別難しいものではないと思います。
普通の料理の知識や手際よりも、ここでは形を作る創造性や器用さが問われます。これを機会に、是非ねりきり作りにチャレンジしてみてください!