素朴な味のすあまは、ふとしたときに食べたくなるような和菓子ですよね。あのもちもちした食感がとても美味しく、買い物に行くとつい買ってしまうようなお菓子です。この記事では、すあまの歴史や作り方についてをご紹介いたします。

すあまの歴史や由来

実は歴史ある和菓子で、平安時代から似たような製法のお菓子がありました。はっきりとした出所は未だに判明してないのですが、昔から庶民の間でも楽しまれていたと言われています。
ほんのりとして上品な甘みから「薄甘」と言われ、そのうち「すあま」になったという説もあります。
東日本で作られているお菓子で、今でも関西方面の方は見たことがない、なんだこのかまぼこはと言われるほどあまり知られていないお菓子だそうです。
よく縁起担ぎのお菓子としても使われ、紅と白の二つをセットにしたものや、2色を混ぜ合わせて作られたものなど多くあります。

材料と作り方

すあまは簡単に作れるため、料理初心者の方にもレシピを見ながら是非作っていただきたいです。作るためには巻きすを使えば市販の物のような凸凹を表現できます。
必要な材料は「上新粉100g・砂糖100g・水150cc・塩ひとつまみ・片栗粉適量」です。紅色を作りたい場合は食紅が必要になります。
作り方は、耐熱ボウルに上新粉・砂糖・塩ひとつまみを入れてよく混ぜます。それに水も加えて紅を作る場合はこの時に食紅も混ぜましょう。
しっかり混ぜたらレンジで600w、2分半ほど加熱します。温めたら一度取り出してよく練りましょう。熱を全体に加えるため、もう一度再び過熱します。
熱したら取り出して、ぬれたふきんの上に出してこねます。熱いのでやけどに気を付けてください。この時手を水で濡らしながらこねるととてもやりやすくなります。
手で練りなめらかになってきたら棒状にして、巻きすの上に片栗粉をまぶして巻き付けます。そしてそのまま冷蔵して、冷えて固まったら切り分けましょう。
これで完成となります。アレンジで、食紅ではなく練りごま等を混ぜるのも、色だけでなく味にも変化が加わり飽きることなく食べることができます。
巻きすが無いご家庭も多いと思いますが、ラップで包んでハート形などにすると和菓子に見えなくなりますが、逆にお子さんには喜んでもらえるお菓子になるかもしれません。

似ているお菓子

すあまによく似た和菓子で鳥の子餅やつるのこと呼ばれるものがあります。これらは非常にすあまと似ていますが、異なる点はもち米が使われていること。
そしてしんこ餅という名前もあり、これは上新粉を使ったお菓子を総称して呼ぶもので、すあまと上記の二つの和菓子も含み呼ばれることがあります。
ういろうもすあまと似ているお菓子ですが、こちらは原材料は同じだったりする場合もありますが製法が違うため別物とされています。
しかしどれも上品な味がお茶と合う、リラックスできる甘さのあるお菓子です。

さいごに

すあまについての由来や作り方をご紹介いたしました。すあまを知らなかった方でも、意識したらスーパーの和菓子コーナーで発見できるかもしれません。
その際はぜひ食べていただきたいです。癖のない味でただただ優しい甘さがあるお菓子ですので、つまらない味だと言ってしまえばそれで終わりですが、飽きないで食べることのできるスタンダードな和菓子です。