和菓子と洋菓子の違い

和菓子と洋菓子っていつ区分けされたかを知っていますか。基本的に明治時代以降に日本に渡ってきた西洋風の菓子を洋菓子、それ以前から日本に存在していた菓子を和菓子と呼びます。この区分けをされる以前は甘い物は総じて菓子と呼ばれていました。

洋菓子の特徴

洋菓子は西洋を原点として発祥した菓子のことです。基本的に小麦粉をベースにし、卵、牛乳、砂糖を組み合わせたり配分を変えたりして生成します。またクリームやジャムを添加して仕上げる菓子もあります。例えばケーキやタルト、パイやクレープなどです。また砂糖菓子の意で砂糖を主原料とする洋菓子もあります。キャラメルやマシュマロなどのキャンディー類、チューイングガム類、チョコレート類や餡掛けしたフルーツなどの砂糖漬けも洋菓子の区分に入ります。ただし、チョコレートだけはショコラトリーとして独立した区分に分けられる場合もあります。洋菓子部類されるものとしてスナック菓子も該当します。こちらはヨーロッパ圏から独立したアメリカが主な発祥地になります。ポテトチップスやポップコーンがアメリカ発祥の洋菓子とされています。グラスリーも洋菓子に含まれています。グラスリーは氷菓という扱いでアイスクリームやシャーベットなど冷やす・凍らせるといった低温で作られる菓子のことです。

和菓子の特徴

和菓子は明治時代以前から日本に存在していた菓子のことを指します。和菓子は主に小豆や大豆といった豆類や米や麦といった穀物、デンプンと砂糖を主原料としています。洋菓子の様に小麦粉や卵、乳製品はあまり使いません。また洋菓子にはない特徴として桜餅のように四季をイメージした菓子があるという点です。口に含むと特定の季節を連想させることができ、世界広しと言えどもこの方法を使う文化・国はありません。また茶の文化と上手く合う様に作られており、大きさは2、3口で食べ終わる大きさと茶の味を引き立てるように作られています。

和菓子の歴史

和菓子の原型は推古天皇の600年代から始まります。それ以前の人達は木ノ実や果実を見つけ次第食べており、調理もアクを抜く程度でした。600年代の遣隋使を中国に派遣したことにより交流が始まります。その交流が始まりしばらくして文武天皇の時代、704年に唐から唐果物(からくだもの)が8種類と果餅14種類の菓子が日本に伝わりました。それまで日本になかった製法や技術と菓子を受けて日本でも菓子作りが始められます。これが和菓子の原型です。その後室町時代のポルトガルからカステラ、金平糖、ボーロ、カルメラといった南蛮菓子が伝えられます。南蛮貿易が和菓子にもたらした影響です。また小麦粉や砂糖を使った菓子は和菓子を大きく発展する要因にもなりました。

境目がなくなりつつある現代

前記の通り、明治時代に和菓子と洋菓子は区分されるようになりました。しかし、現代ではクリームが入った饅頭や抹茶を使ったドーナツ、きな粉をまぶしたアイスクリームなど和菓子と洋菓子が合わさった菓子が登場するようになりました。和と洋の菓子を様々な組み合わせ・バリエーションで楽しむことができるようになったと言えます。