和菓子は洋菓子に比べてカロリーが低いので、洋菓子を食べるよりも和菓子を食べた方が太りにくい。ということはよく耳にしますが、実際のところはどうなのでしょう。ここでは洋菓子より和菓子の方がカロリーが低いと言われる理由と和菓子とカロリーについてをまとめます。

カロリーの数値は、日本食品標準成分表という文部科学省科学技術・学術審議会資源調査分科会が調査・公表している食品成分データを参考にしています。

洋菓子より和菓子の方がカロリーが低いと言われる理由

まず代表的な和菓子のカロリーの一覧と代表的な洋菓子のカロリーの一覧を見てみましょう。ちなみにごはん1杯分(140g)が235kcalになります。また、100gだと168kcalになります。

<代表的な和菓子のカロリーの一覧>
水ようかん 170kcal
外郎 183kcal
今川焼 222kcal
大福餅 235kcal
きんつば 264kcal
あん入り生八橋 279kcal
どら焼き 284kcal
最中 285kcal
カステラ 319kcal
八橋 395kcal
揚げせんべい 465kcal

<代表的な洋菓子のカロリーの一覧>
プリン 126kcal
ソフトクリーム 146kcal
バニラアイス 212kcal
エクレア  228kcal
シュークリーム 228kcal
ワッフル(カスタード入り) 252kcal
ショートケーキ 327kcal
レアチーズケーキ 364kcal
ドーナツ 375kcal
キャラメル 433kcal
クッキー 522kcal

大福餅100gとごはん1杯分のカロリーがほぼ同じになることが分かります。甘い和菓子ですのでカロリーが多いなという印象を受けるかもしれませんが、洋菓子も全体的にカロリーが高く、和菓子と洋菓子では極端に違うような感じではありません。材料も作り方も違う和菓子と洋菓子ですので正確に比べることができないということもあります。

では次に材料で比べてみましょう。和菓子といえばあんこが材料に使われることが多いです。こしあんは100gあたり155kcal、つぶあんは244kcalとなっています。つまりつぶあん100gとごはん1杯分が同じくらいのカロリーということが分かります。それに対して洋菓子でよく使われる材料の生クリームは100gあたり430kcalです。これだけ比べただけでも洋菓子よりも和菓子がカロリーが低いような印象を受けます。

このように主に使われる材料である和菓子のこしあんやつぶあんと洋菓子の生クリームを比べて、こしあんやつぶあんの方がカロリーが低いことが洋菓子より和菓子の方がカロリーが低いと言われる理由のひとつといえます。

和菓子とカロリーの話

カロリーとは水1gの温度を1℃上げるエネルギーのことです。消費するカロリーより摂取するカロリーが増えてしまった時に太りやすくなってしまいますが、カロリーはあくまでエネルギーです。カロリーを減らして過ぎてしまうとエネルギーが減ることになり逆に太りやすくなってしまうので注意が必要です。

また、カロリーと合わせて考えたいのが脂質です。洋菓子は卵やバターや生クリームといった動物性の脂質を原料にしていることが多く、和菓子は小豆や寒天といった植物性のものが主な原料となっているため、脂質が少なめです。ただし、脂質もカロリーと同じで、脂質自体は体にとって大切な栄養のひとつです。摂りすぎもよくありませんが、減らし過ぎもよくありませんので注意が必要です。

まとめ

和菓子はカロリーが低い、脂質が低いなどありますが、和菓子、お店、作り方のひとつひとつによって数値は違ってきます。そういった数値を気にしすぎるあまり和菓子が美味しくなくなってしまっては元も子もありません。他の食事との栄養バランスも整えたうえで和菓子を楽しむことが体にとって一番のいいことであることは忘れないようにしたいものです。