和菓子はカロリーが低かったり脂質が低いからとダイエットとしても人気がありますが、それだけでなく和菓子は健康にいいということもいわれています。健康にいい和菓子にはどのようなものがあるでしょうか。その和菓子の作り方も合わせてご紹介します。

健康にいい和菓子/水ようかん

ようかんは寒天と餡子を主に使って作られます。なかでも水ようかんは水分量が多いため体に負担が少なくて健康にいいとされています。寒天は天草(てんぐさ)などの海藻を火にかけて溶かしてドロドロにしたもの(ところてん)を凍結させて乾燥させて作るものです。海藻といえば食物繊維です。この寒天も食物繊維を多く含んでいるので便秘解消にも効果が期待できます。また、餡子は小豆からできており、小豆の効果は様々ありますが、なかでもビタミンB群が豊富に含まれていることで知られています。特にビタミンB1が不足するとイライラしたり精神が不安定になってしまうため、この小豆に含まれているビタミンB群は健康に大切な役割をしてくれるといえるでしょう。水ようかんは材料もいたってシンプルで作り方も簡単です。素材の味をしっかり楽しめるのでぜひ作っていただきたい健康にいい和菓子のひとつです。

<材料>
・粉末寒天 4g
・こし餡 200g
・水 500cc

<作り方>
①水に寒天を入れて沸騰させます。
②こし餡を入れて混ぜながら溶かします。
③餡子が完全に溶けて沸騰したら、火を止めてバットなどの型に流し入れます。
④スプーンなどでかき混ぜ続けて粗熱を取ります。
⑤粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やして固めて完成です。

健康にいい和菓子/きな粉麩

きな粉麩はその名の通りお麩にきな粉を混ぜたものです。お麩は小麦粉を原料として作られます。小麦粉に食塩水を加えてよく練って粘りのある生地を布の袋に入れて水中で揉みます。すると澱粉が流出します。その澱粉が流出した後に残って取り出されたグルテンを蒸して生麩(もち麩)が作られます。乾燥したお麩はおみそ汁などにも家庭でよく使われます。このお麩であるグルテンはグルタミン酸というアミノ酸を豊富に含んでいるたんぱく質です。グルテン酸は脳の発達の手助けをしてくれるということから、小さなお子さんからお年寄りまで脳の活性化のためにとても役に立ちます。また、きな粉は大豆から作られますが、この大豆もまた栄養を豊富に含んでいます。大豆は「畑の肉」と呼ばれるほど必須アミノ酸をはじめとしたたんぱく質をバランス良く豊富に含んでいます。必須アミノ酸とは食事など外部から取り入れなければ体の機能を正常に保つことのできなくなる人間にとって大切な栄養です。この栄養満点なお麩ときな粉を使った簡単和菓子の作り方をご紹介します。大豆や小麦粉のアレルギーがない赤ちゃんにはおすすめの離乳食のひとつでもあります。

<材料>
・お麩 10~20個
・きな粉 適量
・砂糖 適量
・塩 ひとつまみ
・サラダ油 大さじ1

<作り方>
①きな粉、砂糖、塩を混ぜ合わせてきな粉砂糖を作ります。
②フライパンにサラダ油を熱し、お麩を入れて油を絡めるように弱火でじっくり焼きます。
③お麩がきつね色になったら、お皿に取り出して熱いうちに①のきな粉砂糖をかけて完成です。

まとめ

健康にいい和菓子は材料も作り方もシンプルに余計なものを含んでいないほうが、家庭で作るときも安心して簡単に作って食べることができます。和菓子は健康にいいといわれますが、やはり食べ過ぎや偏食はよくありません。あくまで主食の補助や食事とは違ったほっと一息の役割もするお菓子という存在ですので、主食をしっかりバランス良くとったうえで和菓子を美味しく食べることができるといいですね。