クリスマスは西洋の文化が日本に伝え渡ってきたものですので、洋菓子であるクリスマスケーキをいただく家庭が日本では多いかと思います。しかし、ここ最近ひそかな話題をよんでいるのがクリスマスの和菓子です。

クリスマスの歴史

クリスマスはいつごろ日本の文化として定着してきたのでしょうか。1552年山口県で、キリスト教の宣教師であるフランシスコザビエルがキリスト教の信者を集めてミサをしたのがクリスマスのはじまりといわれています。後の1617年江戸幕府によってキリスト教を禁じる命令が下され、それによってキリスト教もクリスマスの行事も影をひそめました。1873年明治に入ってすぐにキリシタン放還令が発令され、クリスマスの行事が再開されました。しかし後の第二次世界大戦で日本中が混沌とする中でクリスマスの行事がまた下火となりました。そして戦後の復興とともに1904年に明治屋という食品の輸入販売をするお店がクリスマスツリーを飾ったことからはじまり、人々の生活にクリスマスという文化が溶け込んでいきました。後はデパートやお菓子メーカーやテーマパークなどでもクリスマス商戦が盛んとなり、今ではクリスマスは年に一度のなくてはならない一大イベントとなっています。

クリスマスの和菓子を食べてみたい

最近では和菓子屋さんでもクリスマスをモチーフにいろいろなアレンジの和菓子の販売を行っているので、洋菓子とは違ってクリスマスの和菓子を発見した時の喜びはひとしおです。

「京都 よし庵」は昭和33年創業の和菓子の老舗で、練り物を中心にオリジナルな和菓子がたくさんあります。このお店では、クリスマス和菓子シリーズとして様々な和菓子を製造販売していて、中でもクリスマス丸型ケーキは人気の和菓子です。甘さ控えめな白餡、こし餡をベースに丸型のケーキを形どり、上にはサンタクロースや柊の葉っぱなどのかわいい練り物がのっています。バターや卵や小麦粉を一切使用していませんのでアレルギーを持った人も安心して食べることができます。

「島根 津和野 三松堂」は昭和26年創業の島根県津和野市にある和菓子屋さんで、津和野といえば源氏巻という和菓子が銘菓です。源氏巻きはカステラのような薄い生地でこし餡を包んでいる長方形の和菓子で、しっとりとした生地とこし餡の食感がお土産としても人気です。特にこのお店ではクリスマスになると源氏巻にサンタクロースやトナカイや雪だるまの焼印を押したものが販売され、クリスマスを彩る和菓子のひとつでもあります。

クリスマスの和菓子のおすすめの作り方

家庭でクリスマスの和菓子を簡単に作る方法があります。それはどら焼きなどの和菓子をツリーに見立てて積み重ねることです。一番上に星の旗などをたてるともうクリスマスの和菓子の出来あがりです。羊羹や大福やお饅頭などでもツリーのように積み重ねることができれば、それだけでクリスマスの和菓子となるのでおすすめで簡単な作り方です。

他には、練り切りでサンタクロースの顔を作ったり星の形に成形したりするとクリスマスの和菓子となります。サンタクロースの顔が難しい時は、赤い帽子を作るだけでもとてもかわいらしいです。トナカイは茶色で角(つの)は線を入れるだけでもトナカイに見えるので、成形という作業が難しい時に線を入れて表現をすることはおすすめの方法です。練り切りの他にも緑色をベースとしたきんとんで色とりどりの小さな丸などの装飾を施すとクリスマスツリーのようでとてもかわいいです。

まとめ

クリスマスといえば洋菓子のクリスマスケーキが思い浮かぶかもしれませんが、ぜひ一度小さな子どもからお年寄りまで楽しめるクリスマスの和菓子を食べてみんなで笑顔ほころぶ聖夜を過ごしてみてはいかがでしょうか。