桃の節句、ひな祭りは女の子の健やかな成長を祈る日本特有の行事です。この際には雛あられや菱餅などの和菓子が用いられ、お子さまは喜んで食べると思います。

この記事ではひな祭りをもっと楽しむために、簡単に手作りできるうぐいす餅のレシピをご紹介いたします。

材料と作り方

ひな祭りと言えば季節も春で、桜餅を食べられるご家庭も多いかと思いますが、桜餅の簡単な作り方も別の記事に詳しく記したものがありますので、そちらをご参照ください。
うぐいす餅を作るのに必要な材料は「白玉粉65g・砂糖110~130g・水あめ30g・あんこ480g・うぐいすきなこ適量」です。あんこはつぶあん、こしあんどちらでも問題ありません。
この分量で大体16個ほどのうぐいす餅を作ることができますので、大勢で食べることができます。
まずはあんこを丸めておきましょう。作る数の分だけですが、このレシピでは16個として分量を決めていますのでご参考になれば幸いです。
あんこを丸めたら鍋に火をかけ、白玉粉を入れて少しずつ水を足していき、だまを作らないように混ぜていきましょう。
中火ほどで混ぜていくとすぐに底から固まり始めてしまいますので、気を付けながら絶えず練り続けます。全体的に火が通ってきたら少し火を弱めて砂糖も少しずつ加えて混ぜていきましょう。
全て混ぜ切って生地がつやつやしてきたら、次は水あめを入れてください。よく混ぜて、へらを持ち上げた際にとろとろと流れ落ちるようになればちょうどよいので火を止めましょう。
バットにうぐいすきなこをちりばめて、その上に生地をのせてください。あんこの数だけ生地を切り分けますが、熱したての生地はとても熱いのでやけどに注意してください。
餅になった生地にうぐいすきなこをまんべんなくまぶしたらあんこを上に乗せ包み、端っこをしっかりとつぶして閉じてください。
ひっくり返して形を整え、再びきなこを上からまぶせば完成です。とても柔らくてとろけるような食感のうぐいす餅を作ることができます。
ちょっとしたテクニックで、あんこの固さを調節する方法があります。柔らかくしたい場合は、もう一度あんこを火にかけて水と砂糖を足し練り直します。
あんこを柔らかくするには水ではなく砂糖が必要なのですが、この水は上手く沸騰させるための役割があるため入れます。
固くする方法は、なにもいれずにもっと火にかけ練り直すだけです。この作業の事を「火取る」といい、こうして作られたあんこのことを火取り餡といいます。

うぐいす餅の季節

うぐいす餅は早春の菓子と呼ばれ、2月~3月に食べるものなのですが、使っている青大豆がその季節に取れるものというわけではないので、スーパーでは年中売られており食べたいときに手に入れることができます。
もともとは1580年頃、豊臣秀吉の兄である豊臣秀長が茶会を開く際に「珍しいお菓子を作れ」と菊屋治兵衛に命じて作らせたお菓子で、この餅を献上したところ秀吉が大変気に入って、うぐいす餅と名付けたことが始まりなのです。
今でも菊屋という名前の店が当時と同じ場所にあり、普通はもち粉からもちを作りうぐいす粉をまぶすのですが、菊屋ではもち米からもちを作り普通の色をしたきな粉色を使っています。

さいごに

ひな祭りに食べるのにも合ううぐいす餅ですが、基本的に日本のどんなイベントでも美味しく頂くことが出来るので、是非お子さんと一緒に手作りうぐいす餅にチャレンジしてみてください。